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執筆者の写真Wataru Ueda

日々 雑記

こんばんわ


年が明け、今日まで休まず営業してしまいました。前日から天気が良いことが分かっていたので、早朝に起きてやることを済ませ、外に出るつもりでいました。


当店においでになるお客様から良くお名前を伺うお店(ラーメン店)に行ってみよう、私がシウマイのお店を始めるにあたっていろいろと参考にさせていただいた中野にあるお店を改めて見に行こう、と思っていました。


外に出よう!ということですね。


私が折に触れて読んでいるドラッガーの経営者の条件に出てきます。時間は限られている。また、その時間の多くは過去の決定に縛られている。それらは定期的に廃棄されるべきで、それによって作り出した時間を使って、唯一、成果を上げるのに必要な刺激のある外の世界に触れるべきだと。


ラーメンは家系のお店でした。思えば30年前、六角橋にあった名店にはじめて友達に連れて行ってもらったときの衝撃は忘れられません。私のラーメンの原点は、ここと、東池袋です。それから長い時間が流れ、ラーメンは競争の激しい栄枯盛衰の世界です。新たに生まれた家系のアップデートされた姿に触れることが出来ました。


塩のあたりが強く、スープが濃い。麺は硬め、叉焼は味わいの異なる二枚。ここに競争の激しい業界を生き抜く形が見えた気がしました。


中野の点心のお店では、普通のシウマイと海老シウマイをイートインしました。その後、担当したお店のある吉祥寺の駅ビル、アトレのPAOPAOでも海老シウマイを見ました。当店の海老シウマイの値段、ずいぶん思い切って決めたなぁ、と苦笑してしまいました。


周りを良く見ることと、自分の思うところを貫くバランスはとても微妙なものと感じられました。



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